「腰」じゃない?理学療法士が教える簡単セルフケア

「慢性的に腰が痛い…」
「朝起きると腰が重い…」
「マッサージしてもすぐ戻る…」

このようなお悩みを持つ方はとても多いです。
実は、腰痛の原因は腰そのものではないことが多いのをご存じですか?

腰痛の原因になりやすい
3つのポイント

理学療法士として多くの方を見てきて、特に多いのはこの3つです。

① 股関節の硬さ
② 体幹(お腹)の筋力低下
③ 長時間の同じ姿勢

特にデスクワークやスマホ時間が多い方は、
股関節が硬くなり → 腰が代わりに動く →
腰に負担
という流れになりやすいです。

今日からできる簡単セルフケア

① 椅子に浅く座る
② 片足を反対の膝にのせる
③ 背筋を伸ばしたまま少し前に倒れる

お尻が伸びればOKです!左右20秒ずつ行いましょう。

◎ポイント
・背中を丸めない
・痛みが出るほどやらない

① 仰向けに寝る
② 膝を立てる
③ おへそを軽くへこませる

そのまま5秒キープ × 5回

これだけでも体幹の安定性が上がり、
腰への負担が軽減します。

それでも改善しない方へ

セルフケアで改善する腰痛もありますが、

・姿勢のクセ
・体の使い方
・筋力バランス

などが関係している場合は、
専門的な評価が必要です。

当ジムでは理学療法士が
✔ 姿勢評価
✔ 動作チェック
✔ 原因分析
を行い、腰痛の根本改善を目指しています。

「運動が苦手…」という方でも大丈夫です。
一人ひとりに合わせた内容でサポートします!

マッサージでも治らない『しつこい肩こり』の正体とは?

仕事中、ついつい肩に手がいってしまう。マッサージに行くとその場では楽になるけれど、翌朝のデスクワークではもう重だるい……。そんな経験はありませんか?

実は、肩こりの原因の多くは「肩」そのものにはありません。理学療法士の視点で見ると、肩こりは身体が出している「SOSのサイン」。原因を放置したまま筋肉だけを揉みほぐすのは、火事の元を消さずに煙だけを払っているようなものです。

私たちの頭の重さは、約5kg。ちょうどボウリングの球(11ポンド前後)と同じくらいです。

  • 正しい姿勢: 背骨という太い柱の真上に頭が乗っている状態。
  • デスクワークの姿勢: PC画面に集中して、背骨より頭が数センチ前に出た状態。

頭が前に出ると、首の後ろの筋肉には通常の3〜4倍の負担がかかります。細い棒の先にボウリングの球を乗せて、斜めに傾けて支え続けているのを想像してみてください。筋肉が悲鳴を上げるのは、なんとなくイメージができるかと思います。

そして、筋肉は動かしているときよりも「じっと同じ姿勢で固まっているとき」の方が疲れます。

筋肉がギュッと硬くなり続けると、中を通っている血管がホースを足で踏んづけたような状態になり、血の流れが悪くなります(これを専門的には「虚血」と呼びます)。 酸素が届かなくなった筋肉からは、脳へ「痛いよ!」と伝える物質が出されます。これが、事務職の方を悩ませる「ジリジリとした重だるさ」の正体です。

肩こり解消のために一番大切なのは、肩を揉むことではなく、「肩甲骨の位置をリセットすること」です。

デスクワークでは肩甲骨が外側に開き、上がってしまいます。これを専門的なアプローチで正しい位置に戻してあげると、首や肩の筋肉は自然と緩み始めます。そこで、簡単に自分でできるセルフケア方法をお伝えしたいと思います。

今日からできる!30秒の「肩リセット」

  1. 肩を耳まで思い切りすくめる: 5秒間、全力で力を入れます。
  2. 一気に脱力: 「ストン」と一気に肩を落とします。
  3. 深呼吸: 鼻から吸って、口から細く長く吐きます。

一度ギュッと力を入れてから抜くことで、踏まれていたホース(血管)が解放され、新鮮な血液が筋肉に流れ込みます。

肩こりの原因は、椅子の高さ、モニターの位置、あるいは過去の怪我の影響など、一人ひとり異なりますが、これは誰でも簡単にできるセルフケアです。ぜひ仕事の合間にお試しください。